こんにちは、T&Cエステートです。
相続で手に入れた実家や土地、使わずにそのままにしている方も多いのではないでしょうか? 「売りたいけど、どうしたらいいかわからない」「本当に売れるの?」「どれくらいの期間がかかるの?」といった疑問や不安を感じている方は少なくありません。
さらに2024年4月からは新たに「住所記載義務」という制度も始まり、相続不動産の売却にはこれまで以上に注意が必要になりました。
今回は、相続不動産の売却でよくある疑問についてお答えします。
相続不動産売却で多い3つの疑問と解決ポイント
相続した不動産は本当に売れるのか?
まず気になるのが「本当に売れるのか?」という点です。売却の可否は立地や建物の状態、市場の動向によって大きく変わります。
とくに地方や郊外の物件は、都会に比べて買い手が見つかるまでに時間がかかるケースもありますが、立地や使い道によっては早期売却も可能です。
まずは不動産会社に査定を依頼し、売れる可能性と適正な価格帯を把握することが第一歩です。
相続不動産の売却価格はどのくらい?
「できるだけ高く売りたい」と思うのは自然なことです。複数の不動産会社に査定を依頼すれば、価格の相場や根拠が見えてきます。
一括査定サイトを使う方法もありますが、地域の事情に詳しい会社へ直接相談するのもおすすめです。
加古川市や姫路エリアで不動産買取を行う当社では、現地調査をしっかり行い、周辺相場や物件の特徴を踏まえた適正価格をお伝えしています。
相続不動産の売却期間はどれくらいかかる?
売却期間は平均で3〜6か月程度と言われていますが、物件の条件や販売戦略によってはさらに短くなるケースや、価格設定が相場より高すぎたり、宣伝方法が限られている場合は、半年以上かかることもあります。
早く売りたい場合は、初めから相場に沿った価格で販売をスタートするのがポイントです。
スムーズな売却のために不動産査定を活用しましょう
売却価格を知るには、不動産会社の査定を受けるのがいちばんです。
査定は無料でできることが多いので、複数社から見積もりを取って比較検討することをおすすめします。
また、事前に必要な書類を揃えておくことがポイントです。
戸籍謄本や遺産分割協議書、登記関係の書類などが必要となるため、早めに準備しておくと安心です。
実際の相談事例
遠方にお住まいのお客様から、「地方にある実家を相続したけれど、使う予定がないので手放したい」というご相談をいただきました。
ご両親がお亡くなりになり、その家を相続されたものの、しばらくは空き家のまま。お手入れや管理の負担に加えて、固定資産税の支払いも続き、思い切って売却することを決められたそうです。
最初は複数の不動産会社に相談されたそうですが、最終的に弊社を選んでいただきました。
地域の相場や買い手のニーズをしっかり踏まえてご提案し、結果としてご希望に近い価格で、スムーズにお引き渡しまで進めることができました。
相続不動産の住所記載義務とは?新ルールの要点と注意点
なぜ住所記載が必要になったの?
2024年4月1日より、相続登記の申請が義務化され、「住所記載義務」も設けられました。これは「不明土地問題」を解決するための施策です。
相続で土地を取得しても登記をしないままだと、誰の土地かわからなくなり、管理や利用に支障が出ます。そこで所有者の住所をきちんと登記に記載することが義務付けられました。
住所を記載しないとどうなる?
もし相続した不動産に住所を記載しないままだと、罰則(罰金)を科される可能性があります。
これまで登記が遅れていたケースも多かったため、今回の義務化は所有者の責任を明確にする狙いがあります。
相続不動産の売却は早めの相談と準備が成功の秘訣!
売却は価格や期間だけでなく、新しい手続きにも注意が必要です。
戸籍や遺産分割協議書、登記関係の書類など、必要なものは多いので、売却を考えたら早めに専門家に相談しましょう。
「遠方で手続きが難しい」「他社で断られた物件がある」という場合もまずはお気軽にご相談ください。
T&Cエステートは地域に根ざした不動産会社として、加古川・姫路・高砂エリアの相続不動産売却をしっかりサポートしています。
不動産売却をご検討中の方や売却でお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。